【セブ島留学記】フィリピンでおこなった性教育の実際と、初海外・初留学の感想まとめ

 

みなさんこんにちは!助産師のシオリーヌです。

 

セブ島での医療英語留学から、帰国しました~~!!

 

【セブ島留学記】と題して執筆してきた本シリーズの最終回です。

 

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今回の記事では、医療英語留学の成果と感想の総まとめをブログにしました!

 

助産師として医療英語留学をして学んだこととは?

この一か月で私の英語力はどれだけ成長したのか?

 

そして初めての海外に、初めての留学。

 

一か月間の生活から得たすべての思いを、余すところなくお話します。

 

長くなりますが、心を込めて書いたので最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

 

現地の保健センターで実習

医療英語専門の語学学校HLCAで過ごした留学生活でしたが、最後の一週間は現地の保健センターで見学実習を行いました。

HLCAでは各生徒の留学期間や希望に応じて、病院や保健センターでの実習・インターンを経験することができます。

私は現地の母子保健を学びたかったので、最終週の5日間午前中のみ保健センターにうかがえるよう調整していただきました。

 

助産師の役割も医療の制度も大きく異なる地域での実習は目新しい発見ばかりで、とても充実した時間を過ごすことができました。

 

なかでも特に印象に残ったのは、避妊インプラントの留置・抜去シーンを見られたこと。

存在は知りながらも日本では認可されていないため実際に目にしたことがなかったインプラント。

実際に留置して使用されている方にお会いできたことで、その便利さを改めて実感することができました。

 

手技もとても簡便でスピーディー。

日本でも一刻も早く認可してほしいものです。

 

そのほかにも妊婦検診や家族計画(避妊)カウンセリング、乳児への予防接種など様々なケアを見させていただきました。

センターのスタッフの皆さんもとにかく優しくて、一週間とても楽しく過ごすことができました。

 

二度の性教育講座

語学学校のスタッフさんの計らいで、留学中に二度現地の方へ性教育の講座を実施させていただくことができました。

日本語での講座は何度も経験がありますが、もちろん英語での講座は初めて。

 

先生と協力しながら原稿と資料を作成し、授業時間を使って何度も練習してから臨みました。

親身になって毎日練習に付き合ってくれた先生に感謝。

 

講座の一回目はカオハガン島という島で。

住民の方に海辺にお集まりいただいて、月経のしくみについてお話しました。

 

フィリピンでは宗教上の理由も関連して避妊が浸透しておらず、また性の話についてのタブー感もまだまだ強いと学校の先生から聞いていましたが、

比較的興味をもって聞いてもらえたので一安心。

 

二回目は見学実習にうかがった保健センターで。

こちらでは月経のしくみだけでなく避妊法についても解説をさせていただいたのですが、やはり抵抗感があるのか、日本と比べてやや空気が重かったのが印象的でした。

 

ですが中にはうなずきながら真剣に聞いてくれる方も何名かいらしたので、私の話が女性たちの生活と健康を守ることに少しでも役立つといいな。

 

日本で講演するのとはまた違った雰囲気、リアクションを経験できたこと。

そして英語で講演をするという体験ができたこと。貴重な時間でした。

 

また最後には留学の成果として学校の先生・生徒の前でも同じ講座をさせていただいたのですが、先生たちからも「スピーキング上達したね!」と言ってもらえて、嬉しかった。

 

一か月間で英語は上達したのか・・・

留学の最後には、入学時に行ったレベルチェックテストと同様のプログレステストが実施されます。

 

文法・読解・英作文・リスニング・スピーキングとがっつり時間をかけてテストに取り組み、留学中の成長度合いを測ります。

 

気になる私の結果は・・・!

 

入学時のテストでは得点率64.7%「Pre-Intermediate(中級一歩手前)」という結果だったのが

卒業時は得点率72%「Intermediate(中級者)」といった結果に!!!

 

毎日のマンツーマン授業のおかげで、一か月という短期間でもしっかり語学力を伸ばすことが出来ました。

 

この結果、本当に嬉しかった・・・

 

中でもリスニングとスピーキングは自分でも分かるくらい大きな変化を感じていて、実際に海外で暮らし、毎日英語を聞き話す環境に身を置くことの大切さを実感しました。

 

初めての海外生活

●「世界の中の、日本」という感覚

これまで27年間、一度も日本を出ずに生活してきました。

特別な不満や不安もなく、私の世界はいつも日本を中心にまわっていました。

もちろん世界にはたくさんの国があり、それぞれ違った文化や価値観をもって成り立っていることは知っていましたが

 

それでも私の感覚は「日本と、それ以外の国」でした。

きっと世界のさまざまな出来事が、他人事の域を超えていなかったのでしょう。

 

しかしこの留学を通じて、私の他国への捉え方は大きく変化しました。

フィリピンの人々の価値観や暮らしを知り実際にその場で生活をすることで、これまでの自分の生活は全く当たり前のものでなく、世界には想像をはるかに超える多様性が存在することを実感しました。

 

「日本は世界のなかの小さな一国にすぎない」

 

その感覚を得られたことは、私にとってとても重要な変革だったと感じます。

 

●日本という国を客観的に見つめること

そうしてフィリピンでの生活を送る中で、自然とフィリピンと日本とを比較している自分がいました。

日本のようにいつも清潔な場所で過ごすことができ、トイレにはトイレットペーパーが常備され、道路が平らに整備されているのはとても恵まれているのだということ。

 

安定した収入があったり、保険を使ってハイレベルな医療ケアを受けられるのは、全く普通ではないということ。

私が日常のものとして何気なくとらえていた多くの物事が、フィリピンの人々にとってはとても貴重な資源であることを知りました。

 

また反対に、日本人の多くの人々がそうするように、朝から晩まで身を粉にして仕事をする姿勢が当たり前でない文化があること。

こんなに資源に恵まれながらも「自分は幸せだ」といえる日本人がこんなにも少ないのは、フィリピンの人にとっては不思議で仕方ないこと。

 

子だくさんの家庭が多いフィリピンでは、子育ては近隣の人々みんなでするのが当たり前。

町中で子どもが泣いても、怪訝な顔をするような人はほとんどいないこと。

そんな風に「つらくても仕方ない」と諦めていたような日本の風潮を、当たり前に否定できる環境の国があることも実感しました。

 

自分の暮らす国の良い面、悪い面をこうして客観的な視点で発見できるというのは、海外渡航の大きなメリットであると感じます。

 

今まで私の中に日本以外の国で暮らすという選択肢って一切存在しなくて、海外に移住する人はよほど強い志をもっているのだろうみたいに考えていた部分があったのですが、

 

今回の留学を通じて、きっと世界中すべての国に多様な長所・短所があって、それらをじっくり吟味したうえで自分に合う国を選ぶというのも良い生き方だなと思い直しました。

こういった発見ができたのも、勇気を持って初めての海外渡航に挑戦したからこそ。

 

本当に、やってみてよかった。

 

初めての留学

●英語を話せる、ということ

ずっと挑戦したいと思いつつ、行動に起こせていなかった留学。

それに初めて挑戦しひしひしと感じたことは「言語を操れることで広がる可能性」でした。

日本にはすでにたくさんの資源があり、普通にいればなに不自由なく生活ができます。

 

日本語しか話せなくても、一生を終えることは簡単です。

 

しかし今回留学に来て英語を使って先生や現地の人とコミュニケーションを取る中で、

世界には私の知らないことがまだまだたくさんあるという当たり前のことに、やっと実感を伴って気がつきました。

そして同時に、英語を話せないから逃してきたであろうチャンスの多さに愕然としました。

 

英語がもっと話せたら、世界中のあらゆる知識を自分のものにできる。

英語がもっと話せたら、日本での生活だけでは得られなかった価値観を発見できる。

 

英語がもっと話せたら、きっともっと自由に生きられる。

 

そんな風に感じます。

 

今この留学のおかげで英語を話す抵抗感はかなり薄まり、リスニングもスピーキングも過去の自分史上最高の状態になっています。

 

今最も恐ろしいのは、日本に戻ってこのスキルがあっという間に元通りになってしまうのではないかということ。

 

そんなの怖すぎるので、オンライン英会話レッスンをがしがし継続して、現状を維持するだけでなくさらにレベルアップしていけるよう頑張ります。

 

●セブだから出会えた人たち

この留学で得た財産は、英語のスキルだけではありません。

 

セブ島で暮らした一ヶ月の間、たくさんの新たな出会いがありました。

語学学校のスタッフ、日本全国から学びにきている医療職のスクールメイト、日本を出てセブで仕事をしている人たち、

現地の医療職スタッフ、ローカル地域で暮らす人たち、笑顔の眩しい子どもたち。

日本で暮らしていたらきっと出会うことのなかった人と出会い、話し合い、ともに過ごすことができた時間はとても濃密でした。

 

日本で普通に生活していると、悪いことではないけれどなんとなく似た価値観を持った、同じような境遇に生きる人たちばかりと過ごしがちです。

 

そんな環境も安心感たっぷりでいいけれど、自分にとって居心地のよい場所ばかりに身を置いていては変化は訪れないような気がします。

 

日常に大きな刺激を与え、新たな発見をたくさん生み出してくれたこの留学生活に、今とても感謝をしています。

 

●時間のゆとりと心のゆとり

一ヶ月も看護師の仕事を休んで、セブ島に行く。

 

それはこれまでお手本のような優等生ロードを歩んできた私にとっては、とても大きな決断でした。

 

ですが同時に、これまでの働き方から大きく一歩踏み出したいというタイミングである今、一度仕事から離れて全く違う環境に身を置き自分を見つめ直すことが必要であるような気がしていました。

そうして得たこの一ヶ月という時間で看護師としての自分、助産師としての自分、そして一個人としての自分についてよくよく考えることができました。

 

きっと病院での仕事も性教育の活動もすべて置いて、自分を客観的に眺められる時間が必要だったのだと思います。

 

このひと月はここ数年感じていなかったくらい、心にとても余裕のある月でした。

 

そしてそのおかげでブログにゆったり取り組んだり、今後新たに挑戦したいことがどんどん浮かんだり、やりたい企画の準備に夢中になったりと、

日常の中に溶け込んでしまっていた自分の活動のおもしろさを、なんだか新鮮に感じられるようになりました。

私は本当に休むのが苦手な人間で、いつもせかせか忙しくしているのですが(そしてそれが嫌いではないのですが)

時々こうして自分とゆっくり向き合って、余裕を取り戻して再出発するというのも大切なのかもしれないな。

 

きっとそれが結果的に、より面白い人生を歩むための近道になるような気がします。

 

●「忘れたくない」ということ

留学中の一ヶ月間、語学学校のスタッフやスクールメイトたちとたくさんの時間を過ごしました。

時には仕事や家族、これからの暮らしについてじっくり語り合い、

時には修学旅行の夜のように他愛のない話をしながらUNOをしたりして。

 

休みの日には、セブ観光にもたくさん出かけました。

社会人になってから新たに出会った人とこんなに濃密な人間関係を築くことはなかなかなかったこともあって、

この日々はとても贅沢で、少し懐かしく、何にも例えがたい温かい時間でした。

留学を終える今とにかく強く思うのは、この日常の一コマ一コマをとにかく忘れたくない、ということです。

 

「忘れたくない」

 

そう心から思えることって、人生のなかでそう多くないように感じます。

 

放っておいたら少しずつ薄れていく記憶を、なるべく鮮明に今感じている通りに、心に留めておきたい。

 

そんな風に思わせてくれる毎日をくれたみんなに、すごく感謝しています。

それから私、思春期時代は本当に人付き合いが苦手で、集団行動とか友達グループとかへの苦手意識がすごくあったのだけど

 

この留学生活ではとても早いうちから無理なく自分の素で過ごせていたような気がして、そしてそれを周囲の人も快く受け入れてくれていたような気がして、なんだかとても嬉しかった。

 

私のそういう対人不安的なものって一生変わらないのだと思っていたけど、実は本当に少しずつ、少しずつ成長していたのかもしれません。

 

終わりに

留学に挑戦するにあたって、昨年11月に留学費用の支援polcaを実施していました。

 

総勢100名を超える支援者の方に20万円以上のご支援をいただき、本当にありがたく、心強く、そして嬉しく感じていました。

しかしその一方で周囲の皆さんから「パワーアップして帰ってくるのを楽しみにしています」とお声がけいただくことを、少しプレッシャーに感じている自分がいました。

 

「ただでさえ初めての海外で不安なのに、きちんと成長して帰ってこれるのだろうか」

「これでなんの成果も残せなかったら、皆さんに申し訳が立たない・・・」

 

そんな言葉が心の中に浮かんでは消え、不安は膨らむばかりでした。

 

でも、今なら自信を持って言えます。

 

この留学を通して、私は確実にパワーアップしました。

 

語学力だけでなくここに記したたくさんの気づきと新たな知識や発見が、私をより深みある人間に変化させてくれたと感じます。

 

それもこれも留学の後押しをしてくださった皆さんと、セブで出会ったみんなのおかげです。

本当にありがとうございました。

 

そしてそんな新しい自分をもって、これから先またどんどん楽しい人生を作っていけるよう精進してまいりますのでよろしくお願いいたします!

 

 

さらにここで重大発表!!

 

今回の語学学校HLCAでの貴重な出会いや経験をこれっきりで終わらせたくない!ということで、

「シオリーヌと行く、語学学校HLCA体験&セブ医療視察ツアー」を絶賛計画中!!!

 

このブログをお読みいただきセブ留学に興味を持ってくださった助産師、看護師の皆さん。

ぜひ私と一緒に、医療英語留学体験に行ってみませんか?

時期は2019年秋ごろを予定(変更の可能性アリ)。

続報を待たれよ・・・!!

 

 

またツアー以外でもHLCAでの留学検討中の医療職の方のご相談にも応じます!

ぜひお気軽に問い合わせフォームやLINE@、TwitterのDMからメッセージをお送りください。

 

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医療専門の英語学校・看護留学ならHLCA

 

これにて【セブ島留学記】シリーズは完結!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

【セブ島留学記】フィリピンでおこなった性教育の実際と、初海外・初留学の感想まとめ” への1件のフィードバック

  1. KENJI のコメント:

    おかえりなさい

    すごいプロジェクトだ!成功に向けて邁進せねば、ねぇ。

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