【セブ島留学記】留学生の休日を紹介!定番の観光から医療英語留学ならではの体験まで

 

みなさんこんにちは!助産師のシオリーヌです。

私は今医療英語留学の真っ最中でフィリピンのセブ島に滞在しています。

 

今回の留学について「どんな留学生活を送っているか発信してほしい!」というお声をたくさん頂戴したので、

 

【セブ島留学記】と題して全4回のシリーズを執筆しています。

 

▼▼セブ島留学記のほかの記事はこちら▼▼

【セブ島留学記】医療英語専門の語学学校HLCAとは?留学生の一日を写真つきで公開!

【セブ島留学記】語学学校HLCAの代表にインタビュー!学校への思いと看護師の働き方について語っていただきました

【セブ島留学記】フィリピンでおこなった性教育の実際と、初海外・初留学の感想まとめ

 

第3回の本記事では「セブ島留学中の休日の過ごし方」をご紹介します!

 

定番のマリンスポーツグルメから、医療英語留学ならではのボランティア体験まで、私の過ごしたセブでの休日をまるごとお伝えします。

 

セブ留学検討中の方やセブ観光予定の方の、お役に立てたら嬉しいです!

 

マリンスポーツで海を満喫!

リゾート地として有名なセブ島で外せないのが、マリンスポーツ

ダイビングやシーウォーク、パラセーリングにバナナボートなど
豊富なアクティビティを楽しむことができます。

私はある休日にマクタン島でパラセーリング、バナナボート、ジェットスキーを体験しました。

中でもパラセーリングは人生初の体験。

 

パラシュートで一気に空まで持ち上げられる体験はとても気持ちよくて、素晴らしい時間を過ごすことが出来ました!

バナナボートとジェットスキーも、ビショビショになりつつもすごい爽快感!!

THE リゾートという感じの休日の過ごし方に、日々の疲れも吹き飛びます。

これらのアクティビティにかかった費用はこちら。

パラセーリング 2000ペソ(約4000円)
バナナボート 500ペソ(約1000円)
ジェットスキー 二人で1700ペソ(約3400円)

お値段以上に思い出に残る時間でした!

 

マリンスポーツの帰りには、マクタン島のレストラン「MARIBAGO GRILL」でランチ。

たくさんのお料理と

そして人気スイーツのマンゴーフロートを楽しみました!

 

ナイトマーケットで現地グルメを堪能

続いてはフィリピンの夜といえばの、ナイトマーケット

私は金曜日の放課後に、セブのITパーク内で開催されているナイトマーケットに行ってみました。

語学学校の先生からは「ちょっと規模が小さめだよ〜」と言われていたものの、いざ着いてみると豊富な屋台の数々!

定番のフィリピン料理やタイ料理、韓国料理に日本食などずらりと並ぶ屋台に、何を食べるか迷ってしまいます。

 

初めに購入したのは、語学学校の先生からおすすめされた大人気スイーツのマンゴーシェイク!

これ、めちゃくちゃ美味しかった。

それからフィリピン料理のラッチョン(豚の丸焼き)にタイ料理のパッタイ、シーフードなどたくさんの料理を楽しみました。

またセブではビールも30~60ペソ(約60~120円)ほどで楽しめて幸せ!!

お腹いっぱい食べても、かかる費用は日本の半分ほど。

美味しいグルメとお酒が好きな方には、セブ島オススメです!

 

運動不足を感じた時はジムへ

実はセブ島のタクシーは格安で、初乗りなんと40ペソ(約80円)。

そんな事情もあってちょっとした移動にはタクシーを使いがちになるため、留学中はとんでもない運動不足に陥りました。

 

そこで利用していたのがウォーターフロントというホテル内にあるジム。

なんとこちらのジム、私の通う語学学校HLCAの生徒は無料で利用できるんです!

設備も整っていて、とてもきれいな室内。

短時間走ったり身体を動かすだけでも、かなりスッキリできました。

 

ボランティアから学ぶ現地の生活

私の通っている医療英語専門の語学学校HLCAでは、不定期で休日にボランティアツアーが企画されています。

今回の留学で参加したのは、現地のローカルコミュニティへの訪問とフィリピン最大のお祭りシヌログフェスティバルでの救護ボランティア

ローカルコミュニティでは住民の方のお宅へ家庭訪問させていただき、皆さんの生活スタイルや仕事、家族や教育についてなどたくさんのお話を伺うことができました。

中には8畳×2フロアの建物に30人もの大家族で生活している家もあり、日本との生活の違いに驚愕。

 

また助産師の仕事に関係することとして、10代の女の子からは学校での性教育は通う学校によって内容に大きく差があることを教えてもらい

村で生活する三児の母の女性からは、妊娠出産の計画を立てることはなかなかなく、避妊の方法や排卵のしくみを知る機会も少ないとを聞きました。

フィリピンではピルやインプラント、注射など豊富な避妊法にアクセスしやすい環境がすでにあるのに、宗教的な理由や古くからの慣習によりそれが根付かない事実がある

それによって予定外の妊娠や若年の出産が増え、人口増加や貧困層の拡大が大きな問題となっています。

 

反対に日本では避妊の知識も徐々に広まり始めていながらも、インプラントやパッチ、注射といった多様な避妊法にはアクセスできない環境があります。

そして若年層の貧困女性の社会進出に関する困難から、晩婚化、出産の高年齢化、少子高齢化が問題となっています。

 

このようなボランティアを通じてフィリピンという他国の文化や問題を知ることで、日本とはまた違った困難があることを知り、

同時に今まで普通に受け入れていた日本という国の文化や環境を客観的にとらえて、改めてその問題点を深く理解する経験をすることができました。

 

またフィリピン最大のお祭り、シヌログフェスティバルではフィリピンレッドクロス(日本でいう赤十字)の団体にボランティアとして参加し、

イベント参加者の体調不良者や傷病者へのケアを体験させていただきました。

 

こちらでは、バイタルサイン(体温、血圧ほか)の測定など基本的な技術を実施させていただきながら

現地の住民や医師、看護師とたくさんコミュニケーションをとることができました。

フィリピンと日本とでは看護師免許の取得方法も、看護師の働き方も大きく異なります。

そんなお互いの状況を情報交換し合えたことは、とても貴重な時間でした。

 

またこのテント内には患者治療用のベッドや、薬剤、酸素ボンベなど最低限の治療に必要な物品も準備されており、

重体の患者さんが搬送されてきた際の現地スタッフの動きも、実際に見学することができました。

 

中にはテント内で縫合などの医療処置をするケースもあるとのことで、救急医療の現場では勤務したことのない私にとっては大変勉強になりました。

一般の語学学校ではなかなか出来ない、医療職のスキルアップにつながるボランティア経験ができることは医療英語専門の語学学校を選んでよかったといえる点です。

 

最後に

美味しいグルメにマリンスポーツ、様々なアクティビティを気軽に楽しめるセブ島は、留学中の休日もとても満喫できる素敵な場所。

物価も安く、日本からのアクセスも最高ときたら、オススメしない理由がありません。

 

みなさんも日々の生活に疲れを感じたら、ぜひセブでゆっくり過ごしてみませんか?

私は早くも来週の帰国を考えて、センチメンタルです・・・(笑)

 

医療英語専門の語学学校HLCAをもっと詳しく知りたい方はこちら▼

医療専門の英語学校・看護留学ならHLCA

 

【セブ島留学記】語学学校HLCAの代表にインタビュー!学校への思いと看護師の働き方について語っていただきました

 

みなさんこんにちは!助産師のシオリーヌです。

私は今医療英語留学の真っ最中でフィリピンのセブ島に滞在しています。

 

今回の留学について「どんな留学生活を送っているか発信してほしい!」というお声をたくさん頂戴したので、

 

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第2回の本記事は、私の通う医療英語特化型の語学学校HLCA代表 海仲由美さんへのインタビュー記事となっております!

 

HLCAの学校紹介やセブ島留学のメリット、そして元看護師として病院で勤務経験がありながらセブ島で語学学校を開設するにいたった経緯や看護師の働き方まで

 

さまざまなトピックスで根ほり葉ほりお聞きしてきましたので、ぜひお楽しみください。

 

 

医療英語専門の語学学校HLCAとは

 

シオリーヌ(以下:シ):海仲さん、本日はお忙しいところありがとうございます。よろしくお願いいたします。

海仲由美(以下:海):よろしくお願いいたします。

●セブ島唯一の「医療英語専門」語学学校

シ:早速ですがHLCAとはどういう学校なのでしょうか。

 

海:HLCAは2015年4月開講した医療英語特化型の語学学校です。医療英語を専門とした語学学校というのは世界的にも珍しく、セブではHLCAが唯一です。

 

シ:なるほど。アメリカやイギリスなど語学留学で有名なほかの国であっても、医療英語に特化した学校というのは少ないんですね。

また授業を受ける中で、助産師や看護師、理学療法士など各医療職の細かな業務内容に対応したテキストやカリキュラムが用意されていて驚いたのですが、こういった教材などはどのように作成されたのでしょう。

海:学校を開設するにあたってこれまでのセブになかったオンリーワンの語学学校にしたいという思いがあったので、初めは留学生一人ひとりに応じたカリキュラムをその都度作成していたんです。

それが年数を重ねるなかで徐々に体系化されていき、今のような「看護師コース」「助産師コース」といった形になりました。

 

シ:初めは一人ひとりに違ったカリキュラムを作っていたんですか!?すごい労力だ・・・

 

●選ばれしハイレベルの講師陣

シ:授業を担当してくださる先生も看護師や理学療法士などの資格をお持ちの方ばかりですが、先生方はどのように採用されるのですか。

海:これにはフィリピンの看護師の就労状況が影響してくるのですが、実はフィリピンで看護師として働こうとするとほとんど無給のような状態であったりと、かなり過酷な状況なんです。その状況で看護師を続けてキャリアを積んでいけるのはほんの一握りで、身につけた学力や英語力を使って全くほかの職種に転職するケースが多い。

 

そういった人がたくさんいる中で、高い英語力と看護師と通じて身につけたホスピタリティを活用できる仕事として「語学学校の講師」を選ぶ人が増えてきたのです。その背景を知ったときに、せっかく医療の知識があるのに単なる一般的な英語を教えているのはもったいない、そういった人たちに医療英語を教わりたい人がきっといるはずだと感じました。

シ:なるほど。日本では看護師は仕事に困らないようなイメージがありますが、フィリピンでは資格を取ったからといって全員が安定して働くことができるとの限らないのですね・・・

ところでこのHLCAにはそういった講師希望の応募はたくさん集まってくるのでしょうか。

 

海:希望はたくさんあったとしても、英語を教えるスキルと医療職の臨床経験をバランスよく持っている人材となると限られてくるので、倍率は30倍程度になりますね。

 

シ:30倍・・・!?では今いらっしゃる先生はその狭き門を潜り抜けた先生たちなんですね。凄すぎる・・・

 

●授業以外のプログラムも充実

シ:先日私も学校のプログラムとして地方の村でのボランティア活動に参加させていただきましたが、そういった授業以外のプログラム活動というのはどのように実施されているのですか。

 

海:だいたいは元々現地で活動されているNGO団体の活動に同行させていただいて、先日の地方の村や離島などに出向いています。

その活動の中でHLCAの生徒が協力できそうな衛生指導などのコンテンツを追加させてもらうような形です。こういったボランティアは2週間~1か月に一度程度のペースで企画しています。

 

シ:なかなか一般的な留学の中では、その地域の医療や公衆衛生の実情などを学ぶことは難しいですもんね・・・

また普段の先生との何気ない会話からも、フィリピンの医療にかかわる問題や価値観などについてもたくさん学ぶことができていて、そういった点も「医療英語特化型」の語学学校を選ぶ大きなメリットだなと感じています。

 

近ごろ人気のセブ留学

●マンツーマン授業がウリのセブ留学

シ:そういえば最近セブ留学が徐々に人気になってきているように感じるのですが、留学先にセブを選ぶメリットってどういった点なんでしょうか。

 

海:やっぱり手軽な授業料でマンツーマンの授業を受けられるということだと思います。マンツーマンという環境って恥ずかしがり屋の日本人に合っていますし、文法とかライティングの経験はあってもなかなかスピーキングをしたことがないという日本人にとってとても鍛えられる状況なのではないでしょうか。

シ:たしかに私もここまで約2週間、マンツーマンで英語しか話してはいけないという環境で授業を重ねてきたおかげで、少しずつ英語を話すことへの抵抗が薄れてきたように感じます。グループレッスンだったらきっともっと時間がかかるんだろうな・・・

 

海:やっぱり楽しいのが一番大切ですからね。相手に伝えたい気持ちとか英語を話せて楽しいなって気持ちがないと、英語の勉強はただの試験対策になってしまう。

 

シ:たしかに今までは点数を稼ぐための勉強、でしかなかったです。

 

海:そうすると英語に苦手意識を持つ人も増えてしまいますよね。

 

シ:本当ですね。ちなみにマンツーマン授業というのはセブ留学全体の特徴なんでしょうか。

 

海:それが最大のウリだと思いますね。国民の平均年齢が23歳ということもあって働きたい世代の人口がとても多いですし、人件費も比較的安いという状況もあってマンツーマン授業にも対応可能な十分な人材が確保できる環境なんです。

 

シ:若者がどんどん減少している日本とは大違いですね・・・

 

●日本人が安心して過ごせる環境

海:それから日本人経営の語学学校も多く、日本人の受け入れに慣れているというのもオススメできる理由です。

日本人が英語のどんなところでつまづきやすいのか、苦手意識を持ちやすいのかということを考えられたり、生活面でもどんな環境だったら過ごしやすいか配慮してサービスを提供することができています。

シ:私なんかはこの留学が初めての海外渡航だったんですけど・・・

 

海:それ本当びっくりしました!!よくフィリピンに来たな~~と思って(笑)

 

シ:そうなんですよ(笑) 初海外なので入国審査とか買い物の仕方とかWi-Fiの使い方とか、本当にちょっとしたことでも不安だらけだったんですが、日本人スタッフの方にとても親切にサポートしていただいて安心過ごすことができました。

 

元看護師がセブ島で語学学校を起業したワケ

●きっかけをくれた友人の言葉

シ:ここからは海仲さん自身のことについてお伺いしたいのですが、病棟の一スタッフとしての働き方を離れてセブで起業されようと思ったきっかけは何だったのですか。

海:多分看護師になる前から、自分だからできることを何か成し遂げたいという思いはあったんです。

そういう思いがありつつも親のすすめもあって看護師になったんですが、病院の中で働く中で自分が看護師でしかない感覚になっていったんです。“海仲由美”ではなく“看護師”でしかない。

 

シ:ああ、すごくわかります。個性がなくなっていきますよね・・・

 

海:そうやって自分の可能性を持て余していることがもったいないと感じるようになったというのが一つです。

それから看護師としてなにか専門性をもって働こうと思ったときに人をおもてなしすることが好きだったので、医療インバウンド(海外から病気治療の患者や検診者を受け入れる取り組み)に関わる仕事をしてみようかと思ったんです。そこでまずは英語の習得だ、と。

 

シ:なるほど。そこでセブに留学にいらしたんですね。

 

海:フィリピンって人件費も安い分、経営者を目指している人がとても多いんですね。

当時私がセブで一般の語学学校もスタッフをしていた時にもそういう若者が周りにたくさんいて、そのうちの一人に「なんで自分でやらないの?」「なんで働いてるの?」って聞かれたんです。日本人が自分で事業を始めるためのお金を準備できないわけがない、と。

シ:自分でビジネスを始めるというのが、日本よりも一般的なんですね。

 

海:初めは「自分で起業するなんて無理だ」と思っていたけど、友人に言われたその二つの質問が頭から離れなくて。それでしばらく考えたすえに「自分でやろう」と決めました。

もし多少無茶をして失敗しても、日本の国籍と看護師の免許があればやり直しがきくじゃないですか。

 

シ:たしかに日本国籍があって看護師免許がある、という安心感は挑戦のハードルを低くしてくれますね。

病棟で忙しく働いていると自分にそんな可能性があるなんてことも忘れがちになってしまいますが、その資格を上手に利用して多くの看護師が好きなことに挑戦できるようになるといいですよね。

 

●母をみて知った看護師の過酷さ

海:もう一つきっかけがあって、それは自分の母親なんです。母は40代で高校に行きながら看護学校に行きだして・・・

 

シ:40代で女子高生&看護学生ですか・・・!?

 

海:それで47歳で看護師になったんです。その母の働いている姿から看護師の世界の過酷さを学びました。上下関係も厳しく、体力勝負で身体も壊す。夜勤をやらなければお給料も低い。この仕事は年を取ってからもずっと続けるのは難しいと感じました。

そのこともきっかけとなって、何か+αで自分の経験を人に伝えることを仕事できるような環境づくりをしたいと思うようになったんです。

シ:それは私もすごく感じます。病棟での看護師の仕事を一生続けるって、本当に過酷ですよね。

 

海:私ってなんかすごく頑張っている人みたいに見られがちなんですけど、本当はとにかく人生を楽しみたいっていう性格なんですよね。

だから自分の好きな仕事である程度生活できて、幸せに生きていけたらいいなって思っています。

 

シ:それが一番大切なことかもしれませんね。

 

●一歩踏み出したい若者へのメッセージ

シ:この記事をご覧いただいている方の中にも、一歩踏み出したいと思いつつもなかなか行動に移せずにいる若い世代の方もいらっしゃると思います。

そういった方へアドバイスをいただいてもよいですか。

 

海:自分が行き詰まったりしんどいなと思ったときに、それに耐えるのが美徳みたいに考えてしまうとどんどん自分を苦しめていってしまうだけな気がします。

そんなときは特別な向上心は持たなくていいと思うので、気軽に環境を変えたりとか出会う人を変えるとか海外に行ってみるとか、アクションを起こしてみてほしいなと思いますね。

 

「選択肢を増やす」ということが人を生きやすくすると思うんです。

“これしかない” “この病棟しかない” みたいになるとどんどん辛くなるので、たとえば「私は看護師でもあるし、こんなコミュニティにも属しているし、こんな趣味もある」みたいな選択肢を増やす作業を20~30代のうちにやっておくことがその後の人生の豊かさを決めるのではないでしょうか。

 

もし最近しんどいなー、と思うことがあったら3日でもいいのでぜひセブに遊びにきてください(笑)

 

シ:本当ですね。皆さんに勇気を与えるようなメッセージ、ありがとうございました。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

元看護師という立場からセブで起業し医療英語専門の語学学校をバリバリ経営する海仲さんのお話から、若者のもつ可能性や自分の人生を自分で切り拓くことの大切さを学ぶことができました。

 

医療英語を身につけてキャリアアップしたい、という医療職の方はぜひセブ島の医療英語専門語学学校HLCAへいらしてみてはいかがですか?

 

もちろんちょっと心身を休めたいぞという方にも、リゾート地セブ島はとってもオススメ!

 

次回第3回のセブ島留学記では、セブ島でのアクティビティや休日の過ごし方についてお伝えします。

 

お楽しみに!

 

医療英語専門語学学校HLCAについてもっと詳しく知りたい方はこちら▼

医療専門の英語学校・看護留学ならHLCA

【セブ島留学記】医療英語専門の語学学校HLCAとは?留学生の一日を写真つきで公開!

 

みなさん、こんにちは!助産師のシオリーヌです。

 

私は今こちらの記事でお伝えした留学のために、フィリピンのセブ島に滞在しております。

どうしても諦められない「留学」という夢について

今回の留学では医療英語専門の語学学校に通って、医療者に役立つ英語を学んでいるのですが、そのことをTwitterでつぶやいたところ

 

「医療英語留学ってなに?」

「セブ島での語学留学ってどんな感じなんだろう・・・」

「私も看護師で留学検討中なので情報がほしい!」

 

などのお声をたくさん頂戴しましたので、今週から全4回にわたって【私のセブ島医療英語留学記】を執筆することにしました。

 

セブ島への留学や、医療英語留学に興味のある方はぜひご覧ください!

 

 

第1回の本記事では、私の在籍する医療英語専門の語学学校「HLCA(ハルカ)」とは一体どんな学校なのか。

留学にかかる費用や、留学生の一日のスケジュールなどを詳しく解説したいと思います。

 

 

▼▼第2~4回の記事はこちら▼▼

【セブ島留学記】語学学校HLCAの代表にインタビュー!学校への思いと看護師の働き方について語っていただきました

【セブ島留学記】留学生の休日を紹介!定番の観光から医療英語留学ならではの体験まで

【セブ島留学記】フィリピンでおこなった性教育の実際と、初海外・初留学の感想まとめ

 

留学先をセブ島に決めた理由

 

そもそも私が語学留学をしようと思ったきっかけは

 

・これまで一度も海外に行ったことがなくとりあえず行ってみたかった

・昔からあった留学へのあこがれ

・27歳になり「もし子どもとか出来たら留学なんて無理なのでは」という焦り

・世界の性教育を学ぶために、英語を話せるようになりたかった

 

 

そのうえで留学先を検討していた時に、真っ先に相談した相手が友達でセブ島の留学エージェントをしているユウキちゃん

彼女は自身がセブで留学していた経験を生かして、セブ島留学の相談にのったり語学学校の情報提供、留学中のフォローなど、入学前から留学を終えるまでトータルサポートをしています。

 

 

私は留学も初めてなら海外渡航すら初めてで不安だらけだったので、まずはユウキちゃんに留学に関する相談をしました。

 

話を聞いてみると、セブ島への語学留学は

 

・留学費用が安い

・確かな英語力が身につく

・日本からのアクセスがよい

・一年中温かい気候で過ごしやすい

・日系の語学学校も多く安心

・リゾート地で休日も楽しめる

 

などと、メリットがたくさん。

こういったことが決め手となって、留学先をセブ島に決めました。

 

セブ島留学検討中でユウキちゃんに相談したい方はこちらから▼

 

医療英語専門の語学学校 HLCA(ハルカ)とは

 

セブ留学エージェントのユウキちゃんが私に提案してくれたいくつかの語学学校の中の一つが、医療英語専門の語学学校 HLCA(ハルカ)でした。

●普通の語学学校とどう違うの?

HLCAは医師や看護師、助産師、理学療法士など各医療職専門のカリキュラムを持つ語学学校。

自分の職種に関連する日常英会話を習得できたり、普段の仕事に活用できる知識を得られることが特徴です。

 

授業のない休日には現地のスラム街を視察して住民へ健康教育を実践するボランティアツアーを開催していたり、現地の医療機関の見学に行くことができたりと、

一般の語学学校ではなかなかできない専門的な体験をすることができます。

また長期滞在する場合には現地の病院でインターンシップをすることも可能。

 

英語を習得するだけでなく、現地の医療の実情や日本とは異なる文化、価値観などを学べることも大きなメリットであると感じました。

 

●留学費用・宿泊施設

HLCAには、3種類の滞在先とそれに合わせた費用パターンがあります。

 

私はせっかくなので他の留学生との交流も楽しみたかったのと、費用も抑えたかったためシェアハウス滞在プランを選択しました。

平日は毎食食事も用意してもらえるのでとても快適に生活でき、夜にはHLCAのスタッフや他の留学生とリビングに集まって談笑したりと、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 

1.シェアハウス(学校寮)滞在プラン

・男女別のドミトリー(4人部屋)

・毎日の朝食、登校日の昼食、月~木の夕食つき

・週3回の洗濯サービス

・週1回の室内清掃、シーツ交換

【留学費用(学費込)】

2週間 145,000円

4週間 238,000円

8週間 468,000円

12週間 693,000円

 

2.ワンルームマンション(コンドミニアム)滞在プラン

・14畳程度のワンルームマンション

・学校まで徒歩5分

・登校日の昼食つき

・キッチン付きで自炊可能

・週3回の洗濯サービス

・週1回の室内清掃、シーツ交換

 

【留学費用(学費込)】

2週間 163,000円

4週間 278,000円

8週間 538,000円

12週間 798,000円

 

3.ラグジュアリーホテル滞在プラン

・学校から徒歩3分、送迎あり

・プールやジムなどの施設も利用可能

・毎日ホテルの朝食ビュッフェ、登校日の昼食つき

・毎日ベッドメイキングサービス

 

【留学費用(学費込)】

2週間 248,000円

4週間 470,000円

8週間 900,000円

12週間 1,350,000円

 

 

ちなみに多くの女性が気になるであろう「虫問題」ですが、

これに関しては、でます。

 

コバエは寮でも学校でも店でもあらゆる場所で遭遇しますし、ゴキブリもでます。

こればかりはきっともうどう仕方ないです。

 

でもなんかその環境で生活していたら、慣れます。

 

どうしても心配な人は殺虫スプレーなどを持参するとよさそうです。

 

●日本人スタッフ

HLCAには日本人のスタッフやインターンの方がいらっしゃるので、生活上の不安や学校生活の困りごとを常に相談できとても安心な環境です。

 

私もポケットWi-Fiの設定をしてもらったり、おすすめのスーパーやレストランを教えてもらったりとお世話になりまくり。

 

学校の授業に関しても、担当の先生はいるものの英語でのコミュニケーションではなかなか細かいニュアンスが伝わらないことも多く、日本人スタッフの方にたくさん相談をさせていただきました。

 

 

留学生の一日

それではここからは、登校日の一日の過ごし方をお伝えしていきます!

 

6:00 起床

湿気がありけっこう寝汗をかくため、シャワーを浴びます。

 

6:40 朝食

寮母さん(とはいえ年下)の作ってくれる朝食をいただきます。

セブの食パンは少し甘みがあってとてもおいしい。

 

7:25 登校

寮から通学バスに乗って登校します。

セブはとても交通量が多く、窓からの風景を眺めているだけでも楽しい。

 

8:00 授業開始

HLCAの授業はすべてマンツーマンの対話型で行われます。

授業中に話す言語はもちろん英語のみ。これだけでもかなり鍛えられそうですよね。

 

授業のカリキュラムは入学前に受けたスカイプでのスピーキング・発音・語彙力・リスニングのテストと、入学初日に受けた文法・リーディング・英作文のレベルチェックテストの結果を踏まえて作成されます。

私の場合は得点率64.7%で「あと一歩で中級者やで」という結果。

ここから4週間でどの程度まで英語力を向上させることができるのでしょうか・・・

 

そしてこちらが私のカリキュラム。

一日6コマある授業のうち、私は午前の4コマを医療英語午後の2コマを一般英語で受講しています。

 

1~2コマ目

最初の1,2コマ目は「フィリピンの出産システムや産前産後ケアの英語表現を学ぶ」という助産師の仕事に特化した授業です。

この日は学校オリジナルのテキストを使って、妊婦検診での助産師と妊婦さんのやり取りを英語で練習しました。

 

また授業の中では、先生との雑談からフィリピンやセブでの性に関する問題や価値観などさまざまな知識も学ぶことができます。

 

入学前は同じ助産師なので国を越えても仕事内容はそんなに大きく違わないのではないか、なんて感じていましたが全くそんなことはなく、カルチャーショックの連続です。

 

たとえばフィリピンの田舎の地域では、都市部にある病院に受診するお金や手段もなく、今現在もそこに古くから住む女性が無資格で出産の介助をしている現実があること。

 

またキリスト教が信仰されているフィリピンでは中絶は犯罪であり、避妊も中絶と同じと捉えられることが多いため、なかなか避妊法が普及せずに人口が増加しつづけ貧困の原因となっていることなど、

 

日本で暮らしているだけでは分からなかったこうした文化の違いを理解できることも、医療英語留学ならではだと感じます。

 

10:00 3~4コマ目

次の授業は「バイタルサインや解剖生理学、医療用語を学ぶ」という医療英語の基礎的な授業です。

この日は普段病院で毎日のように実施しているバイタルサイン(体温・血圧・脈拍・呼吸数)の測定を、英語でおこなうというもの。

 

これが、ものすごーーく難しい。

 

毎日何気なく使っている

「はい、じゃあ体温計をはさんでください」

「血圧測りますねー。腕まくって、ゆっくり深呼吸していてください」

「ちょっと脈が速いですね」

なんて言葉を英語でどう説明したらいいのかが、全然分からない。

 

でも一つ一つ先生が丁寧に説明して、時間をかけて練習させてくれるのでとても楽しく勉強することができました。

 

もし今後病院に外国人の方が入院してきたら、実践してみたいなあ・・・

 

12:00 昼食

登校日の昼食は、学校で用意してくれるお弁当をいただきます。

毎日お味噌汁が付いてくる日本食のお弁当です。

肉じゃがやとんかつなんかも登場するので、これなら日本食ロスに陥らなくて済みそう。

 

食事中は同じ時期に留学している友人たちとおしゃべり。

先生やスタッフの方とも気軽にコミュニケーションがとれて、とても明るい雰囲気です。

 

ちなみに火~木曜日はEOP(English Only Policy)DAYといって、授業以外の時間も英語しか話してはいけないというルールのある日。

もちろん日本人同士でも英語で話さないといけないので、これが結構きびしい・・・

EOPの日は心なしか、休み時間が静かに感じます(笑)

 

13:00 5コマ目

午後の授業は一般英語のクラス。

まずは「スピーキングとディスカッション」の授業です。

この先生との授業はとにかく話す、話す、話す!!!!

 

テーマは様々で、好きな食べ物から昨日行った場所、趣味に家族構成に日本とフィリピンの文化の違いなどなど。

 

一応テキストも使うのですが、テキストの例文にちなんだ雑談にすぐ脱線してしまって全然テキストが進まないのがまた楽しい。

 

このクラスはスピーキングが課題だから、それでいいんです。きっと。

 

授業のなかでセブのおすすめスポットやおいしいグルメなんかの情報もたくさん教えてもらえたりするので、そのおかげでセブをより楽しめます。

 

14:00 6コマ目

最後の授業は「文法」です。

中学校や高校で習った、現在進行形・過去完了形・主語・動詞・目的語、なんて懐かしい単語が出てきて学生に戻った気分です。

 

日本人なので当然ですが、英文法を英語で習うってことがなんだか新鮮でとても楽しい授業の一つ。

 

日本での英語の授業って読み書きの練習はたくさんするけど話す練習をする機会ってとても少なかったので、

いざ自分で話そうとすると文法がめちゃくちゃになって結局単語で伝えるような形になってしまうことが多い。

 

この留学期間中にきちんと文法も意識して文章を組み立てて話す力が、少しでも身につくといいなー!

 

15:15 下校

学校からバスに乗って寮に帰ります。

バスは17:15にもあるので、生徒の中には学校に残って自習していく人も。

 

16:00 自習

宿題をやったり、授業の復習をします。

 

18:00 夕食

月~木は寮母さんが作ってくれた夕飯をいただきます。

フィリピンの家庭料理といった感じで新鮮です。

日本人にはややしょっぱかったり、甘かったりすることもありそうですが、比較的口に合いやすい料理なんじゃないかな。

 

週末は夕飯が出ないので、外食するか自分で用意するかになります。

セブにはおいしいレストランもたくさんあるので、外食もまた楽しみの一つですよね。

 

19:00 入浴

外が暑くてよく汗をかくもので、1日2回入浴するサイクルになりました。

 

20:00 ルームメイトやスタッフと談笑

寮のリビングでだらだらおしゃべりする時間がとても楽しい。

 

22:00 就寝

一日がっつり勉強すると、なんやかんや疲れるもので。

少し早いですが、おやすみなさい。

 

 

医療者におすすめ!医療英語留学

 

以上セブ島の医療英語専門の語学学校HLCAの概要と、留学生の一日の過ごし方をご紹介しました。

せっかくの留学、今後にいきる英語を学びたい!とお考えの医療者の皆さんにはとてもおすすめです。

 

最後までご覧いただいてありがとうございました。

次回は、語学学校HLCAの代表 海仲由美さんへのインタビュー記事をお届けします。

お楽しみに!

 

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「私が、性の話をする理由」

こんにちは。おしゃべり助産師シオリーヌこと、大貫詩織です。

助産師として性教育など様々な活動に取り組んでいる私ですが、時々

「どうして助産師になったんですか?」「なんで性教育の活動を始めたんですか?」

という質問をいただくことがあります。

 

そこで今回は、私が助産師をめざした理由。

そして性教育をすることにした理由をまとめてみました。

 

長くなりますが、お付き合いください。

 

とにかく自信がなかった思春期

 

今でこそ人前で話をさせていただく機会も多いですが、幼い頃は人付き合いの苦手な子どもでした。

 

小学校では女の子特有のコミュニティに馴染めず、中学では部活にもクラスにも居場所を上手く作れず、ちょっとしたいじめを受けていた時期もあり常に人の顔色をうかがっていました。

高校生になってからはなんとか友達を作らないとマズイと焦り、人見知りを無理やり隠して明るくフレンドリーなキャラになりきっているうちに、気がついたら人見知りを克服していました。

なんちゃら委員とかナントカ代表とか人前に出る役目も得意になって、人から褒めてもらえることも増えました。

 

それでもなんとなく「生きていきにくい感覚」は、私の中にずっとありました。

 

それはきっと、人からの評価に怯えている自分がいつもいたから。

 

そして 私みたいなヤツ と 仲良くしてくれる 友達には、常に何か恩返しをしてないとならないような、そうでないと友達でいてくれなくなってしまうような、不安がいつも付きまとっていました。

 

今思えばその生きにくさの正体は、自己肯定感の低さだったのだろうと思います。

 

自己肯定感は、生きる活力です。

 

「わたしは、わたしのままで価値がある」

 

そう思えることは大きな挫折を味わったようなときに、心がポキッと折れてしまうのを踏みとどまらせてくれます。

ポキっと折れそうな時、何とかしなってしなって、それをバネにして跳ね返す力に変えるのが自己肯定感ってやつなのです。

 

そしてその自己肯定感を育むことに大きく影響を与えるのは、やっぱり家族なのでしょう。

高校二年生の時、父親から「お前みたいな娘がいて恥ずかしい」と言われたことがあります。

 

クソがつくほど真面目な私は、それを聞いて17年間育ててきた親がそういうのだから私はとんでもなく駄目な奴なのだ、と真剣に受け止めてしまって。

だから私のような駄目な奴は人一倍努力しないと、居場所も価値も得られないのだと焦りました。

 

 

そんな風に凝り固まった思考で人の評価ばかりを気にする毎日は、当たり前だけど苦しかった。

 

ある程度の年齢になっても、自分が人に愛されるにはその人のためになる何かしらの条件が必要なんだ、という偏った考えを手放すことはできませんでした。

 

人が面倒がる委員や係は進んでやる。グループワークの発表なんかも自ら名乗り出てやる。

そういうメリットがあって初めて、私はだれかに必要としてもらえるのだと確信していました。

 

そんな私の考え方が少しずつ変わっていく、初めのきっかけをくれたのはある産婦人科医の書いた一冊の本でした。

 

高校三年生でその本と出会うまで、私は文系の普通の大学に進む気マンマンでした。

教師になりたいと思っていたけれど親に反対されて諦めざるをえず、やけくそで「もう大学ならなんでもいい」状態。

 

でもこの本をきっかけに赤ちゃんと家族に関わる仕事への興味がわき、色々と職業を調べているうちに助産師という仕事を目指すことに決めました。

きっと自分なりに悩んでいた「家族とは何か」という問いの、答えを求めていたのだと思います。

 

助産師になるには、理系の看護学科へ進む必要があります。

 

それまで文系の勉強しかしていなかった私が、高三の夏にいきなり理系に進むと言い始めた時、

確実に反対すると思っていた担任の先生が

「助産師、絶対向いていると思う!」

と満面の笑みで言ってくれたことがすごく嬉しかったのをよく覚えています。

 

少しずつ覚えた「素直でいること」

 

センター試験で大失敗しつつも、なんとか合格した第一志望の看護大学。

勉強は難しかったけど、助産師という職業に着々と近づいている実感があったから楽しかった。

 

ただ、大学という環境は私には酷でした。

大学にはクラスがなく、また新入生には委員長とか係とかの役職がないから。

 

これまで役割を持つ事で自分の価値を得てきた私は、大学でどう居場所を作ればいいのか、どうやって友達を作ればいいのか、全く見当もつかずに途方に暮れてしまいました。

そしてにっちもさっちも行かなくなって、とうとうある日、大学生にもなって学校の先生に「友達の作り方が分かりません」といって泣きついてしまいました。

 

というか、実際に泣いた。引くほど泣いた。

 

あの時何時間も私の話に付き合ってくれたあの先生には、一生頭が上がりません。

 

家族仲が悪く家庭に居場所がないこと、自信がなく人付き合いがすごく苦手なこと、それがとても苦しくてどう解決したらいいか分からないこと、そんなことをひたすらに話し続けたように思います。

 

ところで私には、辛いことを笑って話すクセがありました。

 

当時、友人に愚痴や悩みを話すときはいつも笑いながら落ち込んでなどいないように話していて、それを聞いた友人が「それやばいね!」と笑ってくれると、安心しました。

 

悩みは聞いて欲しいけど、私なんかの話で友人を困らせたくない。暗い雰囲気の自分を見せたくない。みたいな気持ちだったと思います。

 

だからこの時大学の先生に相談をした時も、私は笑って話していました。

でも先生の反応は、これまで経験した友人の反応とは大きく違った。

 

先生は、すごーーく怒ったのです。

生徒を注意するときの、何倍も険しい表情で。

 

「どうして子供のあなたがそんなに辛い思いをしているの」

 

あまりにも先生が怒るから、

「なんで先生がそんなに怒るんですか?」と尋ねると、

「あなたが笑ってるから、代わりに怒ってるんだ」と先生は言いました。

 

「辛い時は辛い顔して話していいんだよ」とも。

 

私のために怒ってくれる人がいる。そう実感した途端、なんだかとても力が抜けて、わんわん泣いた記憶があります。

 

家族にも学校にも居場所がない、と感じると子どもは途端に孤独になる。

 

その時寄り添ってくれる大人がいることは、私たちが想像する以上に子供の救いになると思います。

先生の前で、うわーんと泣いたその日から、私は少しずつ素直になる努力を始めました。

それは先生が「友達になれなくて困ってるなら、友達になりたいと思っている子にその気持ちを正直に伝えてみなさい」と教えてくれたから。

 

いざ実践してみると、20歳そこそこの大人が「あなたと友達になりたいけどどうしたらわからない・・・」とか言ってくるものだから

周囲の子たちは「いや、わざわざ何なの(笑)」的な反応だったけど

 

でもそれで否定的な態度をとられたことはなくて、みんな笑いながらそれを受け入れてくれました。

 

サークルの友達や看護学科の友達、みんなに少しずつ、素直に接することを心がけていたら、なんだかんだ自然に友達が増えていきました。

 

友達になる。とてつもなく難しいことだと思ったら、すごく単純だった。

私がそれを勝手に、難解な問題にしていたようでした。

 

思い返せば、勝手に孤独だーと悩んでいた中学、高校時代にも私がちゃんと受け取れていなかっただけで、私を好きで、友達でいてくれる子はちゃんと居ました。

 

私はちゃんと、大切にしてもらっていた。

そのことに、この時にやっと気がついたのです。

 

私は傷付くことを恐れて勝手に殻に篭って、一人ぼっちだと思うことで自分を守っていたのかもしれません。

 

それからそうやって少しずつ友達が増えていく中で、一つ大切なことに気がつきました。

 

それは私が今まで、人からもらう褒め言葉を全く素直に受け取っていなかったということ。

 

人に褒めてもらっても「いやいや、そんなお気遣いいただいてすみません」と言いながら否定することが多く、それは自分自身も一緒に否定し、褒めてくれたその人も否定していることだと感じたのです。

 

そう思ったら、今まで優しくしてくれた全ての人になんだかすごく申し訳なくなりました。

 

だからそれからは、褒めてもらったら素直に喜ぶことにしました。

そしたら私も相手も嬉しくて、幸せだなーと思って。

 

でも20年間築いた習慣を変えるというのは、なかなか難しくてその気難しさを手放すまでにはとても長い時間が必要で、その過程にも色々な出来事がありました。

 

認められたくて溺れた、過激なダイエット

 

大学生の頃、たくさんの友達や先生のおかげで自己肯定感というやつは少しずつ育っていったのだけど、

それでも長年自分の中で築かれてきてしまった「でも私は結局最後は1人になる、愛される価値のある人ではない」的な呪いはとてもしぶとかった。

 

あるいは、そうやって予防線を張っておくことで、いざ何かが起きた時のショックを和らげようとしていたのかもしれません。

 

「ほら、だから嫌われた。最初から期待してなかったもん。ショックじゃない」

 

そう納得するために、保険をかけていたのでしょう。

 

大学時代の大半を共に過ごした当時の恋人は、私にすごく、女性らしさ、を求める人でした。

フリルの付いたブラウスや、花柄のスカートを着てスタイル良く、愛想も良く、料理も上手。そんな女性が理想だったようです。

 

今でこそ「そんな時代遅れでジェンダー差別まみれの思想をうんぬんかんぬん・・・」と、意見できる私になったけれど、当時はとにかく嫌われたくなくて努力をしまくりました。

 

そんなある日、少し痩せたら彼からすごく褒められた。

それが嬉しくて、私はどんどん食べなくなりました。

丸一日の食事が500キロカロリーに満たない日なんてざら。

お米、揚げ物、肉、魚、脂肪になりそうなものがすごく怖かった。

お腹がいっぱいの状態で眠るのが怖くて、夕方以降は食事を摂らずバイトや学校の後に必死で運動。

 

そうしたら、半年ちょっとで15キロ痩せました。

 

彼からは、すごく褒められました。

友達からは心配もされたけど、耳に入らなかった。褒め言葉だけが心に残って、ますますダイエットのやる気を高めていたのです。

 

でもたまに我慢の限界がきて、いわゆる過食というものもしました。

それで、全部嘔吐する。

 

そんな日々の繰り返しの中で、ストレスのコントロールにはアルコールを使っていました。

酔っ払って、ぼんやりすることで、色んな日常から目を背けていたのでしょう。

 

当時は家族のこととかも色々あったから、そんなごちゃごちゃも全部。

 

そんな日常から目が覚めたのは看護学科の厳しい実習の最中、さすがに炭水化物を摂らないと体力が持たなくて、それでも茶碗半分くらいのおかゆを食べるようになった時。

 

少し食べたら簡単に体重が増えてきて、そしたら恋人から「痩せていた時は可愛かったのにね」と言われました。

 

あ、このままじゃ身体がおかしくなる。
その時に初めて思いました。

 

そこから一進一退しつつも少しずつ克服して、今ではあるがままの私を認めてくれる皆様のおかげで体重は肥満一歩手前まで増加し、少し痩せた方がいいくらい。

 

着られる服も限られるし、座ればお腹に肉が乗るけど、それでもご飯が美味しい今が幸せ。適量のお酒を楽しめる今が幸せ。

 

拒食、過食、自傷行為に様々な依存症。

 

思春期の子供たちがとるそれらの行動は、日常生活の何らかのしんどさから自分を守る方法であることが多い。

「問題行動をとる困った子供」ではなく、その子自身が「困っている子供」

 

小さなSOSから、子供を救いあげられる社会にしたい。

 

経験を、力に

 

思春期のころから、人と同じように友達付き合いや先輩後輩付き合いが出来ないのは自分の努力が足りないせいだと、ずっと思ってきました。

 

ですが今になって客観的に振り返ると、家庭環境や学校での上手くいかなさが、自己肯定感の低さや人づきあいへの恐怖心に繋がっていたのではないかと感じます。

 

今の私は、その性質をだいぶ克服しました。

 

好きな物を好きと言い、好きなことをする。
友達や家族に甘え、つらい時は泣く。

 

そんな事が少しずつ、出来るようになりました。

 

それは全て、私の周りで私を肯定し、励ましてくれた人たちのおかげです。

私は自分が困難に立ち向かってきたこの経験を、少しでもプラスに変えていきたい。

ひどく生きづらかったあの頃があったから、今困っている子どもたちに出来る事があると思いたい。

 

もしかしたらそうして子どもたちに返して行く事で、子どもでいていい時期に子どもらしくいられなかった自分を癒そうとしているのかもしれません。

 

きっとこれが、私が性の話をする理由。

 

これからも頑張ります。
見守って、応援して下さると嬉しいです。