自分の外見が嫌いすぎて苦しいあなたへ。摂食障害の過去から学んだ、そのままの自分を認める方法

こんにちは。おしゃべり助産師シオリーヌこと、大貫詩織です。

 

突然ですが、私は少し前まで「食べることがとても苦手」でした。

 

食事自体が嫌いなわけではありません(むしろめちゃくちゃ好き)

ただ太ることが怖くて、ダイエットにこだわりすぎた結果「健康的に食べる」ということが極端に苦手になってしまったのです。

 

今回は私がこれまで経験したダイエット(摂食障害)の歴史と、それを克服しつつある今外見コンプレックスについて思うことをまとめてみました。

(当時の体重や写真も赤裸々に公開していきます)

 

自分の見た目を好きになれなくて苦しむ方へ、少しでも役立つと嬉しいです。

 

 

私のダイエット史

 

●初めてのダイエット

私が初めてダイエットをしたのは中学2年生の時。

やや肥満体型だったその頃好きになったのが色白で細身の男の子で、健康診断のとき自分の方が体重が重いことを知ってショックを受けダイエットを決意しました。

 

当時の体重 54kg (身長 152cm)

 

夕飯のご飯を無くして、代わりに毎日トマトを1個食べるようになりました。

母に頼んで昼食のお弁当のご飯も、減らしてもらっていた記憶があります。

 

間食もやめて、どうしても甘い物が食べたい時は0カロリーのゼリーをばくばく食べて誤魔化していた。

 

そしたら半年で体重が 44kg (-10kg) に。

 

そうしたらオシャレが楽しくなって、化粧を始めたりメガネをコンタクトに変えたり、スカートを2段階くらい短くするようになりました。

 

すると今まで見向きもされなかった学年の可愛い系の女子グループ(いわゆるカースト上位)から「最近可愛くなったよね〜!」と言われるようになってすごく嬉しかった。

 

これが初めの成功体験

 

 

●外見を褒められたくて仕方なかった大学生

その後高校大学と進学して、少しずつ少しずつリバウンド。

 

大学ではお酒を飲み始めたりした事もあって、ついにBMI(肥満度を表す指数、身長と体重で算出。18以下で痩せ、19〜24が標準、25以上が肥満とされる)でも、24くらいになった。

 

大学2年生のころ、社会人の彼氏ができました。

彼の外見が比較的イケメンだったことから、釣り合う彼女になろうと思いダイエットを決意。

 

これが人生二度目のダイエットでした。

 

当時の体重 62kg (身長 161cm)

 

一人暮らしだったため誰にも心配かけずに食事制限はし放題

そこでまず、主食を食べることをやめました。

 

体重は面白いほどするする減り、それが楽しくて仕方なかった。

 

だんだんカロリーの高いものを摂ることが嫌になっていき、最終的な一日の食事は

 

朝: おかゆ(ごはん茶碗半分)、具なし味噌汁

昼: おかゆ(ごはん茶碗半分)、学食の小鉢(ひじきとか)

夜: キャベツ千切り

 

といった感じに。

 

摂取する栄養はどんどん減る一方で、運動量はどんどん増えて、こんなカロリー低いものしか食べてないのに毎日学校やバイトの後に2時間かけて筋トレと有酸素運動を繰り返していました。

 

そうして体重がどんどん減る喜びと、当時の彼氏や友人に「痩せたら可愛くなった」とたくさん褒められたこともあって痩せることにのめり込んでいった。

 

だんだんと食べることへの抵抗感が強まっていって、お腹が空いてコンビニに行ってもぐるぐる悩んだ末にキャベツの千切りだけ買って帰る、みたいな毎日。

自分に「食べてもいい」と許可を出せるものがなくなってしまっていたんです。

 

この時の状態はきっと、拒食というやつだったと思います。

(ダイエットに関して病院にかかってはおらずきちんと診断を受けたわけではありませんので、ご承知おきください)

 

でもそんな暮らしを毎日していると、ある時どうしても食べたくて食べたくてしょうがない衝動に駆られます。

 

そういう時の食欲ってもう自分では制御不能で、どうにもできないまま一人暮らしの狭い部屋で一人爆食いをしていました。いわゆる過食というやつです。

 

普段は禁止してる炭水化物や油物ばかり選んで、成人女性の食事量の3倍にも5倍にもなりそうな量の食事を、どんなに苦しくても最後まで食べる。

そしてこれらを30分足らずでお腹につめ込んだら、その後トイレで指突っ込んで全部吐きました

 

自分で吐く(自己誘発嘔吐といいます)ことをいつから始めたのかはハッキリと覚えていませんが、太りたくないけど食べたいという一心で気がついたら始めていました。

 

初めは一人で時々してた食べては吐くという行為はだんだん日常化してきて、徐々に友達との飲み会中もトイレに立って隠れて吐くようになった。

 

(この自己誘発嘔吐は苦しい上に日常化するとやめるのが本当に大変なので、まじでおすすめしません)

そうこうしてたら半年ちょいで 体重 47kg (-15kg) くらいになったのだけど、だんだん体がつらくなってきたのかどうにも体重が減らなくなった。

 

加えて看護の厳しい実習が始まって食べないと身体も持たず、少し食事を摂るようになったら代謝も落ちているから、みるみる太ってきて絶望

当時の恋人にも「痩せてた時は可愛かったのにね」なんて言われて追い討ち。

 

そんな経緯で結局またリバウンドし、体重 55kg くらいになって大学卒業。

でも食べて吐くという行為は辞められず、それから太るのが怖いという思いも消えず、社会人に。

 

●習慣化した、不健康なダイエット

三度目のダイエットは実はすごく最近で、25歳のとき

 

転職した職場で新しく貰ったユニフォームが自分だけサイズがひと回り大きくて、それがすごく恥ずかしくてダイエットを決意。

この時 体重 64kg (リバウンド毎に体重が少しずつ増えるのは下手なダイエッターあるある)

 

 

痩せるのは得意なので、半年で 51kg (-13kg) になった。

 

今回はもうリバウンドしないぞと決意してのダイエットだったけど、やっぱり痩せ始めたら食べるのが怖くなってどんどん摂取カロリーが減り、秋頃には一日の総摂取カロリーが500kcalくらいの日もしばしば。

 

大学時代からじわじわ続いていた食べて吐く行為もまた頻度が増え、週3くらいで食べ吐きし始めた。

毎朝体重を測って前日から200gでも増えていたらもうその日はブルーで、体重に気分を左右される毎日

 

もう限界だ!と思って、本気でこの生活を改めることを決意しました。

 

まずは体重計に毎日乗ることをやめました

太ったり痩せたりは体感でもわかるから、数グラムの変化にとらわれないようにしようと思った。

 

そして摂食障害を克服した人の本やブログをたくさん読みました。

長年の習慣を克服するのは簡単じゃありません。先人の知恵や励ましの言葉を、何度も胸に刻みました。

 

また、自分の苦しさを人に話すようにしました。

食べて吐いてることや苦しいダイエットをしていることは、それまでずっと隠していました。

変な目で見られるのも嫌だし、食事に誘ってもらえなくなったりして友人との付き合いに影響すると思ったから。

 

それまでは普通に健康的に暮らしてても痩せた体型を維持出来てる人ですよーって顔をしてたくて、どんなに苦しくても黙って痩せようとしていましたが

三度目にしてやっと私は普通にモデル体型で居られる人ではないことがよく分かりました。

そういう身体なんですよ。仕方ない。

 

太るのはすごく怖いし、こんな事情を人に話すのも恥ずかしい限りです。

それでも私は、食事を心から楽しめる人になりたい。

 

食べ物を太るもの、太らないもので選ぶのをやめたい。

 

自分の価値を、体重ではかるのをやめたい。

 

そう思ったので、やっと人にこの話をするようになりました。

きっと今はまわりに、私の価値を外見以外の面で沢山認めてくれる人がいてくれるお陰です。

 

 

なぜこんなにダイエットにこだわったのか

ではどうしてこんなにも私がダイエットにのめり込んでしまったのか、その理由を自分なりに考えてみようと思います。

 

まず第一に、日本社会では特に「美人=痩せている」という風潮が根付いています。

 

ファッション雑誌には「痩せよう」の文字が溢れていて、ダイエットが続かない女性は「女子力がない」と評価をされる。

テレビや雑誌に登場するのは、おそらく健康体重を大きく下回るであろうスタイルの良いモデルさん達ばかり。

 

そんな風潮、環境の影響を私もきっと無意識に受けているだろうと感じます。

世間が決めた「美の基準」というのは根強い。

 

 

そして二つ目に、これまでの人生で「痩せたら褒められる」という経験が多かったということ。

 

中学生のころちょっとしたイジメにあっていた時でも、私が大幅に痩せたときにはいわゆるカースト上位の女子たちが「どうやって痩せたの〜?」と話しかけてくれました。

 

また中3で初めて恋人が出来た時も「痩せて可愛くなったから」という理由で告白をされました。

 

高校時代のある先輩には会うたびに「あれ、太った?w」と聞かれ、痩せると褒められました。

 

大学生で付き合った彼氏は「俺これくらい細い子が好き」とモデルを指差して言っていたので、同じスタイルを目指して痩せたらすごく褒められました。

反対に少しリバウンドしたら「痩せてた時は可愛かったのにね」と言われました。

 

こうした経験の積み重ねから「痩せていない状態の自分=醜い、痩せている状態の自分=人に褒められる価値がある」という価値観が育ったように感じます。

 

 

そして最も重要な理由が、自分に自信がなかったということ。

 

上に述べたようなセリフって、きっと言われても気にならない人は気にならないと思います。

それは自分をきちんと自分で評価できる人

 

こんな言い方をすると批判を招きそうですが、例えば海外のビーチの映像とかを見ると、たまに居るじゃないですか。

 

よくその体型でビキニ着れるよな〜〜って人。

 

でもそういう人って恥ずかしそうにしてるかって言ったらそんなことはなくて、むしろすごく堂々と笑顔で過ごしていたりする。

 

きっと外見なんかで評価しきれない自分の魅力を、自分がちゃんと知っているんですよね。

 

その感覚が羨ましいなーってずっと思ってきました。

 

私自身、周囲の人に関しては外見だけで評価することなんてまず無くて、どんな外見であったって素敵な人は素敵だと感じます。

 

でも自分に関してだけは、ずーっとずーっと自信がなかったから、目に見えて人から評価される「外見」というところに頼っていたのだと思います。

 

でも、もうそれを手放そうと思っています。

 

昔は自分の性格も含めてすべてに自信が無かったけど、今はたくさんの応援してくれる人たちのおかげで、自分の伝えることや行動することに少し自信を持つことができるようになってきました。

 

だからきっと、私が周りの人にたいしてそうであるように、私の見た目がどうであろうと認めてくれる人は居るんじゃないかなって思えるようになってきたんです。

 

そんなに無理して体重減らすことばかり考えなくても、もう大丈夫なんじゃないかって。

 

長年付き合ってきた価値観だから完全にお別れするにはまだ時間がかかりそうだけど、このコンプレックスを克服できたら自分の心がめちゃくちゃ身軽になるのがすごく想像できます。

中身コンプレックスが克服されてきた今だからこそ、見た目コンプレックスと向き合う時がきたのでしょう。

 

外見も中身も全部ひっくるめて、自分をまるっと好きになることができたら、私の人生はすーっと道がひらけるような気がする。

 

そうして自分が自分らしく、気楽に生きていける道をひらいていきたいです。

 

 

自分の外見が嫌いすぎて苦しいあなたへ

どこに行ってもついてくる自分の外見が嫌い、という感覚は本当にしんどいものです。

 

街中で窓に映る自分を見ては落ち込み、写真にうつった自分を見ては欠点ばかりが目につき、電車で見かける細身な美人と見比べては自己嫌悪に陥る。

 

「人からどう見られているか」

 

そればかりが気になって、着たい服も着られず、食べたいものも食べられず、我慢と忍耐で毎日を過ごす。

 

そんな日々を送っているあなたに、伝えたいことがあります。

 

実際のところあなたの体重が何キロであろうが、服のサイズが何号だろうが、目が一重だろうが、ズボンに肉が乗ってようが、それは生きるうえではさほど重要なことではありません。

 

一番大切なのは、あなたが笑顔で安心して過ごせること。

あなたが今日を笑って、生きているということです。

 

外見を磨くことは、目に見えた成果があるし達成感もある。自分に自信をつける方法としては手っ取り早いのかもしれない。

 

ただ、それであなたの健康を損なってしまっては意味がない。

 

だってあなたは人から愛されたくて外見を磨いてきたはずなのに、健康で生きて毎日を送る余裕もなくては、誰かの愛情を受け取ることもできなくなってしまう。

 

そんな悲しい思いは、してほしくないのです。

 

だからどうか、そのままの自分を愛してあげてください。

 

と、いきなり言われたって難しいだろうから、まず初めに自分に向けられた愛情に気がついてください。

 

どんな小さな愛情でも、小さな優しさや思いやりでもいい。そういうものの一つ一つを数えてみてください。

 

これまで見えなかった自分に向けられた愛情を、感じとってみてください。

 

そして誰かに大切にされる価値のある自分を、どうか自分自身でも少しずつ大切にしてあげてください

そういった積み重ねが、きっとあなたの自信をはぐくむ手助けになるはずです。

 

常に一緒にいる自分自身が、自分を否定し続けてくるというのは本当につらいものです。

 

そんな中これまで生きてきた自分に、まずは合格点をあげませんか。

一生使う心と体。どうか自分をいたわって、大切にしてあげてほしいと感じます。

 

私自身もまだまだ未熟で、外見コンプレックスを克服しきったわけではありません。

 

だから、一緒に頑張りましょう。

これを乗り越えた先にはきっと、味わったことのないほど穏やかで温かな毎日があるはず。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

私の経験がたった一人でも、だれかのお役に立てば嬉しいです。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA